水の化学【おさらい(ゼオライト編)】

またまた約1ヶ月も間が空いてしまいました・・・。
やはり、ガキんちょがいるとなかなか忙しいもんですね。
トホホ。。。ホントはもっと更新したかったんですが・・・。
今後もまったりと更新を続けていきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いします<(_ _)>

+++

前回は、理論編のおさらいをしましたが、今回はゼオライト編のおさらいをしたいと思います。
もういい加減飽きてますよね・・・。
僕も飽きてます(^^;
でも、記録に残しておかないと後で見返せないので、書いてみます。

んじゃ、早速。
ゼオライト・・・ん~、甘美な響き・・・なわけないか。
ゼオライトは、アルミノケイ酸塩と言われたりしてます。
アルミニウムが骨格のケイ酸塩ってことのようです。
ま、この辺は構造的な話なので、さらっと流してください。

そもそもゼオライトを使おうと思ったのは、イオン(主に陽イオン)吸着能が非常に高く、カルシウムイオンやマグネシウムイオンをよく吸着してくれるからです。
その背景には、我が家の水道水は総硬度が5dhとやや高く、加えてホシクサを育てたいという目論見があったからです。
ホシクサは硬度とpHを低くした方がよく育つという情報を仕入れたからです。
実際はそこまで低硬度じゃなくても育つのかもしれませんが、やはりそこはやってみないとわかりませんからね。
うまく育っている環境が低硬度ということだったので、まずは真似てみようじゃないかと。
試行錯誤の出発点としてみたわけです。

綺麗な草だがや~。
今は亡き、レッドピンネイト。いずれリベンジしたい水草です。

じゃあ、ゼオライトって何なの?ってところから出発しまして、色々調べてみました。
変なもんが溶け出したり、どんな効果があるのかもわからないで使うのはちょっと怖かったので・・・。
時系列的にちょっと前後しちゃいますが、購入したゼオライトは秋田県二ツ井産の天然ゼオライトです。
買った業者さんに色々と質問をぶつけてみましたが、化学的な話はあまりわからないようで・・・。
で、ゼオライト学会にも電話してみましたが、事務員さんに冷たくあしらわれたり・・・・。
もうダメか?と思ったところに、買ったゼオライトと同じ産地の秋田県にある、「東北ゼオライト工業」の代表・鈴木さんが親切にも、いろいろと疑問に答えてくれました!
鈴木さんとの質疑応答は以下のような感じでした。

 

Q1)ゼオライトからはなんか溶け出したりするんですか?
A1)水道水に入れておいても溶け出す成分はほとんどないので、水質に与える影響は無視しても問題ないレベルですよ。
あるとしても、モンモリロナイトなどのミネラル分なので、有害な物質はなく問題ないです。
数日間入れておく程度であれば、まったく溶出物質はないと言ってもいいんじゃないですかね。
それこそ、膨大な量のゼオライトが入れてあり、酸などの溶かす物質が大量にあれば別だけど、アクアリウムの換水に使う水道水の量くらいであれば、まったく影響ないですよ。

Q2)ゼオライトの再生ってどうしたらいいんですか?
A2)再生はカリウム水溶液でも理論的には可能ですけど、手軽さからいったらやっぱり食塩ですよね。
ゼオライト100gに対して、食塩5gの割合で再生すればいいんじゃないでしょうか。
(食塩は多すぎても問題ないので、分量に関してはアバウトでも大丈夫とのこと。)

Q3)吸着する物質って、どんなのがあるんですか?
A3)ゼオライトの吸着効果には様々なものがあって、陽イオンならばなんでも吸着しますよ。
代表的なものだけでも、水素、窒素、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、カリウム、バリウム、アンモニア、アルコール、硫化水素、炭酸ガスなどですかね。

Q4)吸着する順番ってのがあるんですか?
A4)イオン化傾向の強いものから吸着していくんですよ。
カリウム⇒カルシウム⇒ナトリウム⇒マグネシウム⇒・・・っていうの順番ですね。
鉄、アンモニアももちろん吸着しますよ。
陽イオンを吸着するのは、骨格であるアルミニウムがマイナスに帯電しているからなんです。
吐き出すときはその逆で、イオン化傾向の強いものから吐き出していきますね。

Q5)カリウムやナトリウムはアルカリ性ですが、水質に影響を与えないんですか?
A5)それは、単純にイオンの量が少ないからだと思いますよ。

Q6)アルミニウムがゼオライトの成分の中に入っていますけど、溶け出したりしないんですか?
A6)アルミニウムはゼオライトを構成している骨格なので、溶け出すことはないですね。
安定して結合しているからです。
(⇒イオン結合よりも強い結合なんだと思う。)
もし溶け出すようなことがあれば、それはもはやゼオライトではなくなってしまいます。
ただの土ですね。

 

う~ん、ためになりますね~。
ありがとう!鈴木さん!
鈴木さんのおかげで、聞きたいこと、疑問に思っていたことがほぼ解決できました。

ウニウニウニ・・・。
このウニウニ感がたまりませんっ!!

これを聞いて思ったことは、ろ材や底床としては使えないってことですね。
ずっと水槽内に入れておくと確かに吸着して低硬度が実現できますが、何らかの拍子に塩が入ってしまったらエライことになりますよね。
溜まりに溜まったもんが一気に排出されちゃいますもんね。
それに、液体栄養素、例えばカリウム溶液なんて入れようもんなら、入れたそばから吸着されます。
これじゃゼオライトに液肥を与えてるようなもんです(笑)
なので、貯め水に入れておいて水を循環させて吸着させた方が安全ですね。

実際貯め水で吸着させると、ちゃんとGHがゼロになりました。
今はこの水で換水してます。

 

で、肝心のホシクサの成長具合はというと・・・正直微妙です(^^;
おいおいおい~!
今まで散々調べたりしてきたけど、無意味!?
無意味なのっ!?
いやーーーーーーーーっ!!(>_<)

 

まぁ、この辺は低硬度にしたからといって、すぐにスクスク育ってくれるとは思っていなかったのでいいんですが。
その他の要因もたくさんあるでしょうしね。
今後も引き続き、この水で換水をして様子を見ていきたいと思います。
要は、上手くいかなかったときの基準点というか、ベースを作っておきたかったってのもあります。
水のリセットは案外難しいのでね。
まあ、そうなるとRO水っていうことになっていくのかもしれませんが、まずはその前段階としてゼオライトというわけです。
・・・え?負け惜しみ?
い・・・いや・・そ、そんなことはな・・・いです・・・・よ。。。orz

 

最後にイオン化傾向の順番なんぞを載せときます。
リチウム (Li) > ルビジウム (Rb) > カリウム (K) > バリウム (Ba) > ストロンチウム (Sr) > カルシウム (Ca) > ナトリウム (Na) > マグネシウム (Mg) > アルミニウム (Al) > マンガン (Mn) > 亜鉛 (Zn) > クロム (Cr) > 鉄 (Fe) > カドミウム (Cd) > コバルト (Co) > ニッケル (Ni) > スズ (Sn) > 鉛 (Pb) > (水素 (H2)) > アンチモン (Sb) > ビスマス (Bi) > 銅 (Cu) > 水銀 (Hg) > 銀 (Ag) > パラジウム (Pd) > 白金 (Pt) > 金 (Au)

●アクア用
カリウム (K) > カルシウム (Ca) > ナトリウム (Na) > マグネシウム (Mg) > アルミニウム (Al) > マンガン (Mn) > 亜鉛 (Zn) > 鉄 (Fe) > 鉛 (Pb) > (水素 (H2)) > 銅 (Cu) > 水銀 (Hg)

 

以上、かなり長~~くなりましたが、水の化学これにて終了~!
今後はこれを活かして、水草育成頑張ります!

 

 

 

じゃないと、100時間が無駄になる。。。(笑)

 

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  1. 2008/06/12(木) 00:00:00|
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コメント
Re:水の化学【おさらい(ゼオライト編)】
んー、今回の記事は良いですね(≧□≦)

何となく、わかってきました♪

たしかに、硬度は低いほうが楽ですよね

うまく回りだせばCO2の添加も要らないですしね

で、処理水のPHていくつでした?

  1. 2008/06/16(月) 09:20:16 |
  2. URL |
  3. ペネ #79D/WHSg
  4. [ 編集]
Re:水の化学【おさらい(ゼオライト編)】
ペネさん

わかりやすかったですか!

よかった(^^)

やはり低GH・低KHでやってみないと!ですよね。

実は、自宅の浄水器がpH調整機能があって、酸性からアルカリ性までいじれるんですよ。

試薬でも測ってみましたが、あってました。

なので、それでpH4の水を使ってゼオライト換水してます。

処理後も測ってみたら、変わらず4でした。

ちょっと低いかな?とは思いますが、現状それでいってます。
  1. 2008/06/16(月) 19:20:29 |
  2. URL |
  3. ほんだし #79D/WHSg
  4. [ 編集]
Re:水の化学【おさらい(ゼオライト編)】
ん?

なんかビミョーに勿体ないような?

ちなみに、ph4辺りになると、ソイルから?アルミが溶け出すようなので気をつけてくださいね

ソースはアクアプランツなんですが、近いうちに詳細を貼りますね

当然、植物にはよくないです(汗)
  1. 2008/06/16(月) 20:22:26 |
  2. URL |
  3. ペネ #79D/WHSg
  4. [ 編集]
Re:水の化学【おさらい(ゼオライト編)】
小さなガキンチョがいると大変ですよね~。

我が家の子供たちも僕がヘトヘトになるまで遊んでくれます・・・。

なかなか自分の時間を持つのが難しいですね。

ゼオライト編、貴重な情報で読んでてすごく楽しかったです!

僕もホシクサ系は好きですが上手くいっていないので、参考にさせていただきま~す。
  1. 2008/06/16(月) 23:03:20 |
  2. URL |
  3. スコレー #79D/WHSg
  4. [ 編集]
Re[1]:水の化学【おさらい(ゼオライト編)】(06/12)
ペネさん



>なんかビミョーに勿体ないような?



ん?もったいないすか?

もったいないというのは・・・?

あ、もったいないという言葉に過剰に反応する貧乏人です(笑)



pH4でアルミが溶け出すんですか?

それは初耳ですね。

詳細お願いしますね(^-^)



あ、ちなみに、水槽水は測ってないんですが、もう少し高いと思われます。



  1. 2008/06/17(火) 02:32:28 |
  2. URL |
  3. ほんだし1642 #79D/WHSg
  4. [ 編集]
Re[1]:水の化学【おさらい(ゼオライト編)】(06/12)
スコレーさん



大変ですよね~(^^;

ホント、子守りで疲れますよ。。。

自分の時間なくなりますしね(^^;



>ゼオライト編、貴重な情報で読んでてすごく楽しかったです!



そう言っていただけるとありがたいです(^-^)

スコレーさんもホシクサは育ててらっしゃるんですか?

参考になるかどうかはわかりませんが、お役に立てるんだったら光栄です(^-^)

僕はスコレーさんはセンスがいいと思ってるので、うまくいくと思います。



  1. 2008/06/17(火) 02:37:04 |
  2. URL |
  3. ほんだし1642 #79D/WHSg
  4. [ 編集]
Re[2]:水の化学【おさらい(ゼオライト編)】(06/12)
ほんだしさん

僕は、トニナ・スターレンジ・ケヤリ草を育ててましたが、

まともに維持できているのは、トニナだけです・・・。

ホシクサは、育てたい種類がたくさんあるんですが、

どうも環境を整えきれていないようです。

ほんだしさんのウニウニ見ると刺激されて育てたくなりますね~。

いろんな面でセンスないですよ(笑
  1. 2008/06/18(水) 00:00:28 |
  2. URL |
  3. スコレー #79D/WHSg
  4. [ 編集]
Re[3]:水の化学【おさらい(ゼオライト編)】(06/12)
スコレーさん



>トニナ・スターレンジ・ケヤリ草

お!我が家にもいますよ~。

育成を始めて約1週間くらいなのですが、今のところはなんとか頑張ってくれています。

このままうまいこといってくれるといいのですが・・・。



ホシクサって、ホント魅力的なのがたくさんありますよね~。

まずは人並み程度には育てられるようになりたいです。

素直にアマゾニアとかを使えばいいのかもしれませんが、天邪鬼なので使ってません(^^;



増えるのを気長にお待ちくださいね。

うまくいったらお分けしますので~(^-^)



  1. 2008/06/18(水) 02:01:33 |
  2. URL |
  3. ほんだし1642 #79D/WHSg
  4. [ 編集]
Re:水の化学【おさらい(ゼオライト編)】(06/12)
なんかイマイチ二度手間のような気もしますが・・・

浄水器でPH5の水を作成し、硬度を測ってみてはいかがでしょう?

浄水器の仕様がよくわかりませんが、どうやって水質を変えてるんですかねー?



粘土質に含まれるアルミはPH4くらいから溶け出して

各種生物に悪影響を与えるようです。

育成水が5を割らないようにしておけば問題ないかと。

つか、魚が死にません???



ちょっといろいろと知りたいですねー

浄水器でPH5の水を作ったトキの

1、TDS

2、硬度



まぁ、PHは5の水が出てくるようですが

この時に、TDSが40ppm程度とか硬度が0だとよいんですけどねー

でも、ゼオライトを使ってるということは、

硬度は高いんですかね?



この辺も良くわからないのですが

酸性=低硬度ではない、ということですよね

硬度の高い酸性や、硬度の低いアルカリ性もあるみたいですし・・・



やっぱ、原水から調べなおしたほうがよいかもしれないですねー
  1. 2008/06/18(水) 22:38:42 |
  2. URL |
  3. ペネ #79D/WHSg
  4. [ 編集]
Re[1]:水の化学【おさらい(ゼオライト編)】(06/12)
ペネさん



浄水器でpH4の水を作ったとき、以前は水道水と変わらない硬度だったんですけど、先日測ったらGH=2、KH=0でした。

なぜか下がってました(^^;

浄水器の仕様は以前聞いてみたんですが、説明してくれた人もよくわかってなかったので、全然伝わってきませんでした(笑)



pH4の水を入れても、魚全然元気ですよ。

あ、死なないだけで元気じゃないのかな?

元気そうに見えるんですけど。

でも、実際にはブライティKとかを添加してるので、水槽水はpH4よりも高いです。

一番最後に測ったのが4/29なんですが、その時点ではpH6でした。

普段は6~6.4くらいでの推移ですね。



>浄水器でPH5の水を作ったトキの

1、TDS

2、硬度



これは、pH4の時ですが・・・

TDS:168(水道水は112)←高いんスよ・・・(^^;

    ゼオライトを通した後は145でした。

硬度:いつもは4くらいだが、先日はGH=2、KH=0でした。



以前に測った時が硬度が水道水と変わらなかったので、ゼオライトで水を回してから換水してたんですが、2くらいならそのままでもいいかなって感じですよね。



必ずしも酸性=低硬度ってわけじゃないと思いますが、基本的には酸性=低硬度になるんじゃないですかね。

酸性物質がカルシウム、マグネシウムと反応するんで。



ペネさんちは、硬度とかTDSはどのくらいなんですか?

結構低いんですか?





pH5、TDS40、硬度0なんて理想的な水ですよね~。。。

原水はあんまりよくないっす。

TDS112とか147とか出ますし、pH7くらいですし、GH5、KH3ってな感じです。

もうちょい全体的に低いとありがたいんですが、微妙な感じです。。。



  1. 2008/06/20(金) 02:34:48 |
  2. URL |
  3. ほんだし1642 #79D/WHSg
  4. [ 編集]
Re[2]:水の化学【おさらい(ゼオライト編)】(06/12)
んー、なんだかおかしいでーす。

硬度とPHだけをみると、無調整でホシクサいけますよね(笑

ただ、TDSが高いすよね

いったい何が含まれてるんでしょ?

原水112で浄水器を通すと168・・・

単位はppmすよね

μsじゃないすよね?

原水に何かを混ぜてるみたいなので

あまりお勧めはしないです。

単純に原水をゼオライトで回したほうがよいかと・・



ちなみに、うちの水質ですが・・・

PH 7.2

TDS 102

GH 3

程度すねー



現在はイオン交換なのですが

再生が面倒なのと樹脂のコストが馬鹿にならんので

次回からは塩酸でいこうかと(爆

PHマイナスは高いすからねー



下手にTDSの高い水を使うくらいなら

原水にPHマイナスを使ったほうが

早くて安心ですよね、きっと

まぁ、コストがかかりすぎですけど(汗
  1. 2008/06/20(金) 23:58:24 |
  2. URL |
  3. ペネ #79D/WHSg
  4. [ 編集]
Re:水の化学【おさらい(ゼオライト編)】
ペネさん

ペネさんち、pH7.2ですかー!

思ったより高いんですね。

5とか6とかくらいかと想像してました。

じゃあ、うちも水道水をゼオライト回しでいけそうですね。

ただ、最近鉢植えにした草が今のところ調子よく育ってるんですよ。

なので、ソイルが原因のような気が大いにします(笑)

プロホースでザクザクやってみようかな?と思ってるところです。

塩酸で下げるってすごいっすね!

少量で効果絶大っぽいですが(笑)

pHマイナスは高いですよね。。。
  1. 2008/06/23(月) 17:09:21 |
  2. URL |
  3. ほんだし #79D/WHSg
  4. [ 編集]

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