水の化学【その4】

水の化学第4回目です。
長かった授業も、今回で最後です。
こんなにマジメに化学したもの久しぶり(初めて?)かも。
でわでわ、もうしばらくお付き合いください<(_ _)>

+++

GH/KHをゼロにしようと思って買ってみたゼオライト。
これに関しても色々と調べてみました。

★ここからは、ゼオライトに関して調べたこと。

まず、ゼオライトを買った業者さん(?)に電話して聞いてみました。
が!化学的な詳しい話はよくわからないようで、あまり・・・というか、まったくいい答えが得られませんでした・・・(^^;
その次に、無謀にもゼオライト学会(←そんなのあるんですねー!)に電話してみました(笑)
が!事務局の連絡先しかわからず、ここでも化学的な話は聞けませんでした・・・。
詳しいことが知りたければ、各大学の教授に聞いてくれ的なことを言われて、かなーり萎えました。。。orz
事務員、冷てっ!!(笑)

もうダメかと思っていたが、最後に買ったゼオライトと同じ産地の秋田県にある、「東北ゼオライト工業」さんに電話してみました。
なんと!そこの代表の鈴木さんは親切にも、いろいろと疑問に答えてくれました!!
やった!とうとうやりました!!
ようやくここまで辿り着けた・・・。
長かった・・・。
鈴木さん、超優しい。
では、早速。

- - - - -以下、東北ゼオライト工業の鈴木さんの話- - - - -

■ゼオライトからの溶出物質について

水道水に入れておいても、溶け出す成分はほとんどないので、水質に与える影響は無視しても問題ない。
あるとしても、モンモリロナイトなどのミネラル分なので、有害な物質はなく問題ない。
数日間入れておく程度であれば、まったく溶出物質はないと言ってもいい。
それこそ、膨大な量のゼオライトが入れてあり、酸などの溶かす物質が大量にあれば別だが、アクアの換水に使う水道水の量くらいであれば、まったく影響なしとのこと。

■ゼオライトの再生について

再生はカリウム水溶液でも理論的には可能だが、手軽さからいうと食塩で行うのが扱いやすい。
ゼオライト100gに対して、食塩5gの割合で再生すればよい。
(食塩は多すぎても問題ないので、分量に関してはアバウトでも大丈夫とのこと。)

■吸着する物質について

ゼオライトの吸着効果には様々なものがあり、陽イオンならばなんでも吸着する。
代表的なものだけでも、水素、窒素、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、カリウム、バリウム、アンモニア、アルコール、硫化水素、炭酸ガスなどがある。

■吸着する順位

イオン化傾向の強いものから吸着していく。
カリウム⇒カルシウム⇒ナトリウム⇒マグネシウム⇒...などの順番。
鉄、アンモニアももちろん吸着する。
陽イオンを吸着するのは、骨格であるアルミニウムがマイナスに帯電しているためである。
吐き出すときはその逆で、イオン化傾向の強いものから吐き出していく。
カリウムやナトリウムはアルカリ性だが、水質に影響を与えないのは、単純にイオンの量が少ないからである。
アルミニウムがゼオライトの成分の中に入っているが、これはゼオライトを構成している骨格なので、溶け出すことはない。
安定して結合しているからである。
(⇒イオン結合よりも強い結合なんだと思う。)
もし溶け出すようなことがあれば、それはもはやゼオライトではなくなってしまう。
ただの土ですね。

- - - - -ここまで- - - - -

 

稲妻。

 

ということで、やっぱりカルシウムやマグネシウムを吸着してくれるんだ。
ってことは、硬度がガンガン下げられますね。
カリウムも吸着するので、水草水槽に入れっぱなしにしておいて、液体カリウムなんて添加したら、添加したそばから吸着されちゃいますね(笑)
入れっぱなしは厳禁ですね。

★で、「イオン化傾向ってどんな順番よ?」って思ったので、それもついでに調べてみました。

【イオン化傾向の順序】
リチウム(Li) > ルビジウム(Rb) > カリウム(K) > バリウム(Ba) > ストロンチウム(Sr) > カルシウム(Ca) > ナトリウム(Na) > マグネシウム(Mg) > アルミニウム(Al) > マンガン(Mn) > 亜鉛(Zn) > クロム(Cr) > 鉄(Fe) > カドミウム(Cd) > コバルト(Co) > ニッケル(Ni) > スズ(Sn) > 鉛(Pb) > (水素(H2)) > アンチモン(Sb) > ビスマス(Bi) > 銅(Cu) > 水銀(Hg) > 銀(Ag) > パラジウム(Pd) > 白金(Pt) > 金(Au)

●アクア用
カリウム(K) > カルシウム(Ca) > ナトリウム(Na) > マグネシウム(Mg) > アルミニウム(Al) > マンガン(Mn) > 亜鉛(Zn) > 鉄(Fe) > 鉛(Pb) > (水素(H2)) > 銅(Cu) > 水銀(Hg)

【覚え方】
●陽イオン
貸そうかな、まああてにするな、ひどすぎる借金

貸そう(K)か(Ca)な(Na)、ま(Mg)あ(Al)あ(亜鉛:Zn)て(鉄:Fe)に(Ni)する(Sn)な(鉛:Pb)、ひ(H)ど(銅:Cu)す(水銀:Hg)ぎる(銀:Ag)借(白金:Pt)金(金:Au)

●陰イオン
のっそり王さんくるぶし痛い

のっ(NO3:硝酸イオン)そり(SO4:硫酸イオン)王さん(OH:水酸化物イオン)くる(Cl:塩化物イオン)ぶし(Br:臭化物イオン)痛い(I:ヨウ化物イオン)

 

ラッセル車。

 

こんな感じで、いろいろと調べてみるとわかったことが多々あります。
延べ100時間くらい(?)調べましたが、それなりの収穫はあったんじゃないでしょうか。
KHに関しては、仮定のさらに仮定での測定なので、理論的には有り得ないことも起こり得る・・・と。
ゼオライトに関しては、溜め水で換水用の水を作る分には、GHを下げてくれるので僕にとっては非常にありがたい、と。
そして、溶出する物質もなく、特に弊害となることもなさそうだ、と。
これだけわかれば、御の字ではないかなと思います。

+++

ここまでやたらめったら調べまくってみましたが、正直これを全部理解できたかというと、疑問です(笑)
ホント、備忘録です、今んとこ。
なので、今後はこれを活かして、水作りに勤しもうかと。
じゃないと、100時間を費やしたのが無駄ですから・・・。
近いうちにまとめ的なことを書いてみようと思います。
そうしないと、理解できないですもん。。。
前進あるのみ!・・・です、ハイ。

 

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  1. 2008/04/29(火) 00:00:00|
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